高柳の名場面。
高柳というキャラクターは、いまいちこれまでどこかニヒルで、武芸百般という肩書きの他、 目立たぬ男であったが、物語の終盤の少刑篭城のあたりから徐々に目立ち始める。

  • 兄貴・・・おれは兄貴にめぐり会えて幸せだった・・・・おれは兄貴に会ったおかげで、男として戦いぬくことができた。
    <23/33>

この時点ですでに死を覚悟している高柳。男として生きてこれたことを誇りに思う、と。
数々の命を失いつつも、荒法師と二人、何とか地上まで辿り着く。しかし待ち受ける機動隊の前に荒法師が・・・。
そして一人になりつつも、その凄まじい強さで、機動隊と次々となぎ倒す。だが次々と襲い掛かる機動隊。 とうとう腹に銃弾を食らう。

  • おれたちは勝つ!おれという個人がここで倒れても、おれたちは勝つ!
    おれには兄弟がいる!仲間がいる!最後の勝利はおれたちのものだっ!!
    流の兄貴・・・・・・・
    そうですよね・・・・・


    機動隊の凶弾を食らいつつ、立ったまま絶命。
    <23/144>

男組カテゴリー

男の生き様

男の死に様

その他