流一家で、一際異彩を放っているのが、軍師 伊庭彦造である。このシーンは伊庭が神竜、朽木の巧妙な罠にかかり、仲間内の信頼を無くして一度一家を去るもの。これは、IQ180の天才詐欺師の伊庭にうってつけの役柄。

  • 男組流全次郎一家、五家宝連の一
    伊庭彦造、きさまらの悪逆な暴力には屈指はせんっ!!
    <6/184>
  • おれは身をひかしてもらいます。
    おれは兄貴さえ信じていてくれていたら、それで充分です。
    おれの真心、おれの誓いの証をおれの命をかけて示してみせるっ!!
    <7/172>

伊庭は一度さるものの、様々な要所で流達を援護する。バレバレなのだが、とぼける高柳・大杉、本当に理解していない大田原・長浜がここにいる。
ここで重要なのは、一度失った信頼を取り戻すのがどれだけ大変なことなのか、ということである。男組史上最初で最後の仲間の裏切りに関する物語(あくまで流一家内の話において)。

  • あやしい男
    <9/52>
  • 神竜を襲う男
    <9/105〜109>
  • あやしい男
    <9/130>
  • 謎の警告書
    <9/143>

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