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おろちという人物像おろちは紛れも無く、漫画「おろち」の主人公である。 「紛れも無く」とあえていったのは、一部のストーリーを除いてこの物語「おろち」の全編を主人公おろちは傍観者としてその立場を全うしているからである。ただ、その一部おろちが傍観者たりえなかったところにおろちという主人公が見え隠れする。 この主人公のおろちだが、物語の最後までその素性は謎のままである。人間なのか、果たして神なのか、それとも悪魔か・・・? この章では、そんな謎につつまれたおろちを物語を通して考察する。 おろちの推定プロフィール
物語毎のおろち分析
おろちの超常的能力おろちの恐るべき能力は、分析に記した通りであるが、いわゆる超能力者の全てを備えていて、かつ、神にも悪魔にも通ずるような、つまり人間的にタブーな部分(わかりやすく言うと先ごろ話題にもなったクローン人間など)をも操作するところを見るとそれは凄まじいに尽きる。 ※超能力についてのわかりやすい解説は、訳のわからない解説書を読むより、筒井康隆先生の小説「七瀬ふたたび」関連の書籍がわかりやすくていいでしょう。 おろちの秘密謎につつまれたおろちという存在を考えてみる。 生き様(その人生を垣間見る瞬間)
このふるさとの章で、おろちはぽつりとこうつぶやく。要するに時空を越えて、生きながらえ、そして幾人もの人々の生き死にを見守ってきたということか・・。
血の章で明らかになるおろちの秘密。おろちは百年に一度しか睡眠をとらないようだ。そして一度にとる睡眠量は何十年にも及ぶ。このおろちの存在が一体いつからあるのか、全くもってわからないが、少なくとも1700年代の終わりごろにはすでに存在していたようだ。(ここで文章が少しおかしいことに気がつくのであるが、おそらく、1800と1700の誤記ではないかと思う。そうなれば1600年の終わりにはすでに存在していたことになる。)
秀才の章で少年を助ける為、自ら犠牲になり、なん十年もかかったものの回復させた。おろちは不老不死のようだ。 右手おろちのの恐るべき能力の源は、その右手に集約されている。右手にはいつも包帯が巻かれている。いつもなにか力を使うときは必ず右手を振りかざしていることに気がつく。
なんとここでおろちは人間を即席で作ろうとしている!!
右手を傷つける、大怪我をおうなどで右手の能力は低下し、力が出なくなるようだ。 おろちの感情一見冷静沈着無表情なおろちではあるが、時には登場人物に感情移入したり、自らの感情を露わにさせたりするのが随所に見受けられる。 同情「かわいそう」が意外と口癖のおろちは随所で少女らしい同情心を露呈している。特に秀才の章では、最初から最後まで同情に尽きている。
提案その人に対する同情心から、様々なお節介を焼くおろちがいる。 姉妹では実現しなかったが、骨ではおろちの行動により物語が展開している。ちょっとやりすぎかと思う感は大いにある・・・。
反芻物語冒頭で自分の行動を反芻し、後悔しているおろちがいる。
怒気いろんな意味での怒りをまとめてみた。 姉妹では自分の感情と竜神姉妹の感情・行動に対する相違により怒り、彼女らを見捨てた。 ステージでは大人主義な社会的な通念に対し怒った。 骨では自分がお節介を焼くほどまで感情移入した千恵の真相を感づき怒り、その真相を探求した。
嫌悪珍しく嫌悪感を抱いているのはカギの章。「おろち」史上、おろちに一瞬でも嫌悪感を抱かせたのはうそつきだけだった。
脳裏何か気になる、脳裏に浮かぶ、憎たらしく嫌悪感を持つ人間だが、何故か気になる・・・そんな生理的不思議現象をおろちはここで体験している。
想いひたすら人を想うおろち。普段よりテンションの高いおろちに注目。 骨の章では千恵に対するお節介の成就に胸躍らせているおろちがいる。 血の章では優しく気高く崇高な一草に想いを馳せている。しかしここは、佳子という少女と同一として話が進んでいるので、これが本当のおろちの感情であるか否かはわからない。
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