【第1話】うずまきマニア:その一

 

 

物語の舞台紹介と、主要登場人物が次々と顔を現す、物語の序章である第一話。

 

ここでは、秀一の父の奇妙な言動がクローズアップされる。

秀一の父こそ「うずまきマニア」なのである。

彼はうずまきに凝り始め、蝸牛や、巻貝、その他様々な「うずまき」を収集する。

陶芸家である桐絵の父にもうずまき模様の皿を依頼したりもした。

 

やがてその「うずまきマニア」ぶりは異常なまでにエスカレートしていく。

自分の目玉を滑らかに回す、同じく自分の舌をうずまきに巻き上げる、など。

最終的には自分自身を桶の中にうずまき状に入れて(うずまきになって)死んでしまう。

 

 

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